スポチャンとは

協力:県立武道館スポチャンクラブ
スポチャンはスポーツ・チャンバラといって、遊びのチャンバラごっこを、スポーツにしたものだ。日本で生まれたよ。現在世界46カ国で行われていて、毎年世界大会も開かれている。剣道に似ているけど、ルールや道具はずいぶん違うよ。それに剣や槍などの試合のほかに、動きの美しさを競う種目もあるんだ。
スポチャンの特徴は子どもでも大人でも、男でも女でも、誰でもできるというところだ。ルールは簡単で、剣や槍が体のどこを打っても勝ちになる。剣や槍は空気の入ったスポンジのようなものでできているし面も付けるので、怪我をすることはない。でも種目によっては相当激しい運動になるから、年齢や体の状態に合わせた道具を選ぶのがいいね。

協力:県立武道館スポチャンクラブ
そして、スポチャンで最も大切にしていることは礼儀だ。勝ち負けではなく、自分の正直な心や相手を思いやる心を育てることが大事なんだね。だからスポチャンの試合では「自心審判」という制度がある。自分が先に打たれたと思った時は、自分から「打たれました!」って言うんだ。スポチャンが何を大切にするスポーツか解ったかい。それじゃあ、ぼく達妖怪と一緒にスポチャンを始めないか。スポチャンはチャンバラごっこの楽しさから始まったスポーツだからね。君にもきっと楽しいはずだ。